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剣道にて

2012年2月20日 06:30 / カテゴリ:[ 日記 ]
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中学生の時は誰もが自分のことを特別だと感じることがあるだろう。
俺もそうだった、彼女に会うまでは…中学生のころの俺は剣道少年だった。
全国を狙える人材であったと自分では思っていた。
だが、突然いつも通っている剣道道場に見かけない顔があった。
もちろん腕に自信のあった俺は勝負を挑んだのだが、結果はぼろ負けだった。
そしてさらに俺に追い討ちをかけたのが相手が女だったことだ。
俺はとても悔しかった、だから今までの稽古の時間を倍にした。
だが、それでも彼女に戦いを挑むたびに負け続けた。
稽古の時間を倍かけたのになぜ?女なのに男の俺より強いのはなぜ?なぜ?、なぜ?、なぜ?と疑問は尽きなかったが俺は彼女にどんどん惹かれていった。
俺より強い女がいることそして、彼女の剣道に一生懸命なそのひたむきさに…そして俺は疑問をぶつけるかのように声をかけた。
「お前強いな、俺にはお前のような強さはない、なぜだ?」彼女は戸惑ったように答えた「?あなたは強さに何を求めているのですか?」「え?」「私にとって剣道はいつも自分との戦いです。
他の人に負ける勝つではないのです。
」「それって言うと俺の試合は特に勝ち負けにこだわってなかったと?」「そういうわけですね」俺はほうけた。
まさかこんなことを考えて戦っていたのは自分だけだったことに。
自分の小ささに驚いた。
その瞬間俺は彼女に恋をした。
自分と同じくらいの見た目なのにこうも考え方がはっきりとしているところに俺は大きな声で彼女に向かって竹刀を掲げながら言った。
「俺はお前のその考え方気にいった。
これからはお前を守るために剣を振る」彼女は顔を赤らめた。
俺の初めての告白だった。

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